大高 江美 Emi Otaka

あなたがノスタルジーを感じるのは、どんなことですか?

幼いころ住んでたところにあった建物や遊んだ場所やその風景を見た時。

こどもの頃の古いモノクロ写真のアルバムを開いた時にノスタルジーを感じます。

現在のあなた自身の生き方や、作品制作に影響を与える過去の出来事や思い出はありますか?

夫が亡くなったことですね。

あの日からわたしの生きることに対する意識や死生観が変わりました。

生も死も二つで一つ。

明と暗。表と裏、男性と女性、どちらか一つではなくどちらも必要だということ。

物事の明るい面ばかりフォーカスするのではなく、影の部分も大切でそれがあるから人生に深みがでます。

また、人は誰でも必ず死ぬ。

いつ死ぬかはわからないので、いま生きているうちに会いたい人、好きな人には会って、ちゃんと感謝の気持ち、自分の気持ちを伝えること。

やりたいことは躊躇せずにチャレンジしたいと思います。


ノスタルジィ展の作品についての思いや見どころを教えてください。

こどもの頃、過ごした札幌の隣町、そこには神社があって、池があり、夏にはそこでトンボや蝶々、おたまじゃくしを捕まえて遊びました。

その神社の池のすぐ近くに、こども心にちょっと怖くて不気味に思っていた美しいアーチ窓の謎の洋館がありました。

あそこにはきっと幽霊がいるに違いないと、想像たくましくしていました。

こどもの頃、過ごした街の風景や思い出の場所などを懐かしく思い、そのような場所を中心にレトロな雰囲気の写真を展示したいと思います。


子供のころの写真。私の母校でもあり、当時、父が務めていた小学校で撮ったものです。



父29才、わたしが3才。

年子の弟が2才のとき。

父は車好きで買ったばかりの軽の車に家族4人乗せてドライブによく連れて行ってくれました。

当時のわたしは車に酔うのでドライブはあまり好きではなかったです。σ(^_^;)

怒ると怖い父でしたが、家族思いで可愛がってくれてたのですね。

父イケメンでしょう♪(^-^)?

いまは長髪の書道家や痩せた海原雄山みたいな感じですけどね。(笑)


プロフィール

大高 江美 Emi Ootaka

2013年にミラーレス一眼OLYMPUS PEN E-PL3を買い、写真を撮り始める。一年ほど操作方法に苦心しながら、友人たちと様々なものを撮り歩き、

写真の楽しさに目覚める。

現在の使用機材はデジタルがOLYMPUS OM-D E―M1。

フィルムカメラはNIKON F3、OLYMPUS OM10をメインに使用。

現在はデジタルカメラの他、フィルムカメラでモノクロやリバーサルフィルムなどで写真を撮り、作品作りに取り組んでます。美しい風景や植物、星の撮影などが好きです。オールドレンズで撮る不思議な世界が好きです。

銀塩写真倶楽部「kicky♡」メンバー。

<主な写真展と活動>

☆アルフォトクラブ写真展 /富士フィルムフォトサロン札幌

2016年7月「撮っておきの一枚!」・2017年9月 「映るを写す!」・2019年1月 「決定的旬感!」

☆DIXIE ROUXギャラリー写真展 /2017年2月~4月「face」「ikimono」「AKA」 

☆植物エネルギー写真展/富士フィルムフォトサロン札幌 2017年3月・2018年3月・2019年3月

☆女流写真家5人展 F/画廊喫茶チャオ 2018年2月

 女流写真家6人展 F plus 1/画廊喫茶チャオ 2019年3月 

☆「光展」 /画廊喫茶チャオ 2017年6月・2018年9月

☆その他2017年のグループ展

 「OYOYO de 写真展 自遊自彩/ÒYOYOまち×アートセンターさっぽろ 2017年5月

「1000円カメラ写真展」/画廊喫茶チャオ 2017年6月・「チャオ24周年記念展」2017年11月

「Nyao in チャオ」 2017年12月

☆2018年のグループ展と活動

 「新銀塩主義写真展」 /ギャラリー犬養 2018年4月

 「Hokkaido Photo Festa WAYA展」 /札幌市資料館 2018年7月

 「襟裳岬が大好きさ!写真展』 /襟裳岬『風の館』 2018年7月

 「高橋国博氏ワークショップ in Sapporo2018」

オープンポートフォリオレビュー /白石区民センター 2018年10月

 「第10回茶廊法邑 写真展」 /茶廊法邑 2018年12月

☆2019年のグループ展など

『hana 華 花』~それぞれの花~グループ展/Gallery cafe土土&土土カフェ 

2019年5月

「2019 北の視点写真展 時」 /茶廊法邑 2019年5月 

写真展 ノスタルジィ

写真クラブKicky メンバーの写真作家12名が写しだす、それぞれのノスタルジィ。